Корреспонденция Shanghai Alice (Три феи света)/Выпуск 5

上海アリス通信 三精版 ~第5号~

Корреспонденция Shanghai Alice (Три феи света), выпуск 5

【三妖精、四つの季節を一巡して】

どうもお久しぶりです。ZUNです。

今回の上海アリス通信は、天声神語拡張版でお送りします。いやネタが無い訳ではなく、一周年記念だからです。いやほんと。

また殆ど漫画らしい漫画が始まっていない気がしますが、もう一年になるんですよね。何だかキャラを紹介しているだけで一巡りしてしまったような……。

上海アリス通信で連載していた第0話の桜の距離ですが、桜から桜まで繋ぐ予定でしたので、今回で終わりとなります。

この桜の距離ですが、実は掲載一回目の原作はもっと長く、そこで既存のキャラや三妖精の紹介も軽くやっていたのですが、諸々の事情により掲載できず、今の形になりました。三妖精の紹介も一話以降になりました。逆にそのお陰で四コマ版0話も見られたし、話も私ものんびり出来たので良かったです。でも、いつか元の話も見てみたかったり……。

で、漸く三妖精の紹介が終わったところでどうなるのかというと、これがまたどうにもならないんですよね。妖精にありがちな無鉄砲さで、死を意識しない危うい行動を取って行くことでしょう。落雷を受けたり大蝦蟇(おおがま)に喰われる位、日常茶飯事です。しかし、今の漫画のペースでそれが出来るかどうか……。

でも、三月精は『東方』の最大の魅力は、ジャンルの可搬性にあります。三妖精は今のところ漫画でしか出てきていませんが、ゲームだろうが音楽だろうが小説だろうが自由に顔を出し、そして違和感なく話が進んでいくでしょう。ここが東方特有の最も面白いところ。何故なら、東方はストーリーを軸に構成されているのではなく、ただそこにある世界で構成されているからです。その上にキャラやゲームやストーリーや音楽が乗っているのが東方です。

早く、三妖精達が他の作品の歯車の一つになるのを楽しみにしています(何故私が)。

そうそう、三月精。何で三月精ってタイトルなのか、そろそろ気付いているかと思いますが。それは言うまでもなく日、月、星から来ています。日を英語にしてサン(三)……。後は言わずもがなです。

また、古くから日月星の三つの天体を指して『三精』と言い、それにも掛けています。決して、三月連載開始の妖精漫画だったから、じゃ無いですよ? 確かにそうですが。

あ、しまった今回の漫画の話のフォローを入れていなかった。まぁ、いつもより大分コミカルな話となっています。

天狗様は、最近は誰かの所為でただのカメラ小僧扱いされていますが、幻想郷では山の神様として畏れられています。だから妖精なんかでは太刀打ちできません。

でも、結局何の卵だったかというと……それはまた後日。